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前回のまめ知識で1歳7ヶ月以降がむし歯予防にとって重要であることを書きましたが、今回は実際にあるデータをもとに生活習慣とむし歯の発症や増加の関連性について考えてみましょう。 1歳6ヶ月児歯科健康診査と3歳児歯科健康診査(以下健診とします)は、
市町村の継続した事業として位置づけられており、全国で実施されています。左のグラフは、平成11年度に調査されたものですが、1歳6ヶ月時ではむし歯のある子どもは4.48%だったのに対し、3歳時においては37.85%と急増しています。このことからもこの期間がむし歯予防にとって重要な時期であることがわかります。そのため1歳6ヶ月から3歳までの間のむし歯の発症および増加原因についてはさまざまな研究がされています。次はそれらの中から興味深いものをご紹介します。
 上の2つのグラフは、どちらも1歳6ヶ月児健診時の生活習慣が3歳児健診でのむし歯の発症・増加状況から分析されたものです。むし歯を発症・増加させた原因として挙げられた項目は、「甘いお菓子をほぼ毎日食べる習慣がある」「甘い飲み物をほぼ毎日飲む習慣がある」「 断乳していない(又は寝る前に授乳している)」「ほ乳瓶を使用している」「食事中にテレビを見る」といったもので、特に赤字のものはどちらにも共通して挙げられていいます。また、「保護者による歯みがきをしていない」という項目については、すでに1歳6ヶ月の時点でむし歯があった子どもの調査ではむし歯の更なる増加に大きく関与していたことが報告されており、これもまた原因として重要な項目であると考えられます。食事中のテレビというのはじつに興味深いですね。
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